2021年6月４日に、医療法人明貴会の全スタッフ研修会・キックオフミーティングを行いました。新型コロナウイルス感染症の影響下のもと、感染症対策を行いながらのキックオフミーティングでした。

昨年からの大きな「変化」に順応できるように、様々な取り組みを行なった半年間でした。歯科医院の原点に戻り、当医療法人の診療理念である「最良の歯科医療の提供を通じて患者様の生涯の健康に貢献する」を元に患者様の治療を行なっていくことを再確認しました。

キックオフミーティングの前半は、理事長をはじめ各医師から、次の10年がどのように変化して、我々自身はどのような治療が出来るのか、個々自身が問題定義して考え行動することの重要性を学び、医療チームとして治療や患者様に対応できるように様々な方向から考えることの提案も出ました。さらに、テスト的に新たな試みを行いそのメリットや改善点などの報告もあり、多くの気づきが得られました。

午後からの後半には、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手、受付・トリートメントコーディネーター各セクションごとに前回からのPDCAを行なった報告と新たな目標が出されました。それらのワークショップによりスタッフ同士の意識の共有や具体的な解決方法さらには新たな課題も洗い出せることができました。

現在の医療レベルをさらに向上させるために新人の研修内容やスタッフの技術レベル向上のための研修内容、SDGsの健康と福祉へのアプローチなども議題に上がり組織としての成長に全スタッフが考えられる時間となりました。

濱崎先生の症例「長期安定を見据えてのデンタルインプラント治療」では、口腔内の改善経過を見ることができました。多くのスタッフが驚き、このような治療がスタンダードになれば理想的という意見もありました。

今後もより良い歯科医療を提供できるようチームで研鑽を積んでまいります。