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医療法人明貴会 山口歯科医院

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再生医療

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再生する力を利用する治療

  • 第二種再生医療 再生医療等計画番号 01E2411012 脂肪幹細胞治療
  • 第三種再生医療 再生医療等計画番号 PC5150332 PRP治療
  • 第三種再生医療 再生医療等計画番号 PC5150333 CGF治療

再生医療

再生医療とは、病気やケガによって損傷した細胞、組織、臓器を修復・再生し、機能を回復させる医療のことを指します。従来の医療では対処が難しかった疾患や傷害に対して、新しい治療法を提供できる可能性があり、近年急速に発展しています。

自己脂肪幹細胞を用いた再生医療

この治療は、歯周病の症状改善を目的に、患者様ご自身の脂肪組織から脂肪由来幹細胞を分離・培養し、静脈に点滴で投与するものです。損傷した組織の修復や疾患の治療に活用される再生医療技術のひとつです。山口歯科医院(京都市上京区)は、「自己脂肪由来幹細胞を用いた歯周病の治療」において厚生労働省から全国で5件、京都府下の歯科医院で唯一認可を得ている歯科施設です。(2025年5月1日現在)

脂肪幹細胞の特徴

  1. 自己脂肪由来のため、拒絶反応やアレルギーのリスクが極めて低い。
  2. 採取が容易で培養効率が高い。
  3. 骨、軟骨、血管、筋肉、神経など多くの種類の細胞へ分化可能。
  4. 炎症を抑制し、免疫調整作用を持つ。
  5. 血管新生(新しい血管の形成)を促進し、組織修復を助ける。

幹細胞治療のホーミング効果

投与された幹細胞が体内を移動し、損傷や炎症がある部位へ選択的に集まる現象を指します。これは、幹細胞の特性の一つであり、損傷組織の修復や炎症の抑制に寄与すると考えられています。ホーミング効果があることで、幹細胞治療の標的部位への効果的な移動が可能となり、次のようなメリットがあります。

脂肪幹細胞を用いた再生医療のメリット

  • 低侵襲で効果的な治療が可能(局所注射せずとも静脈投与で効果が期待できる)
  • 損傷部位に集中し、修復や炎症抑制を促進
  • 非標的部位への影響を最小限に抑えられる

医科における脂肪由来幹細胞治療

  • 変形性関節症
  • 関節痛
  • 慢性疼痛
  • 糖尿病
  • 心身の機能低下・劣化(フレイルおよびプレフレイル)
  • 顔面萎縮症・皮膚再生治療
  • 脊髄損傷
  • 肝障害
  • 脳血管障害
  • 脳梗塞
  • 重症下肢虚血による慢性潰瘍病変
  • 瘢痕組織の治療
  • 重症虚血肢病変に対する血管新生療法
  • 動脈硬化症
  • 脳卒中後遺症
  • アトピー性皮膚炎
  • 強皮症
  • ざ瘡瘢痕
  • 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行抑制
  • 靭帯・腱損傷
  • 毛髪の加齢性変化による減少
  • 新型コロナウイルス感染症後続発症における倦怠感
  • 免疫関連皮膚疾患
  • 男性更年期障害に伴う諸症状
  • 更年期障害や卵巣機能低下による症状
  • 非アルコール性脂肪肝炎(NASH)
  • スポーツ外傷
  • 加齢等による運動器障害
  • 神経変性疾患
  • 脱毛症
  • 動脈瘤
  • 認知機能障害
  • 炎症性腸疾患
  • 加齢による身体的生理的機能低下
  • 認知症性疾患
  • 腰痛
  • パーキンソン病
  • 関節リウマチ
  • ED
  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)

再生医療を選ぶ

どのような症状の際に、どのような再生医療が必要か?再生医療にも様々な治療方法があります。特に、歯周病治療、インプラント治療の2点を中心に治療しています。

  • 歯周病治療

    適応症例

    • 歯周病によって失われた歯茎(歯肉)、歯槽骨(歯を支える骨)の再生(元に戻す)する場合に再生医療を適応する

    主な技術

    • 脂肪幹細胞

      脂肪組織から脂肪由来幹細胞(脂肪幹細胞)を分離・培養して約1億個(治療1回につき)を静脈から点滴投与します(第二種再生医療の認可取得済み)。

      医科における脂肪幹細胞治療の適応については、歯科と同様に、脂肪を採取し、幹細胞を培養したのち、静脈点滴で体内に戻すという手順で行われます。

    • リグロス(Regroth)

      日本で開発された歯周組織再生医薬品で、歯周病によって失われた歯槽骨(歯を支える骨)や歯根膜を再生するために使用される薬剤。主成分は「bFGF(塩基性線維芽細胞成長因子)」で、組織の修復や再生を促進する作用があります。

    • エムドゲイン(Emdogain)

      歯周組織の再生を促進するたんぱく質(エナメルマトリックスデリバティブ)を塗布し、骨や歯根膜の再生を促進する作用があります。

    ポイント

    歯周病治療における再生医療を行うためには、厚生労働省の第二種再生医療等提供機関の認定取得が必要。歯科医療機関で取得済み件数は、全国で約40件前後、京都府で1件です(2025年4月16日 現在)。

  • インプラント治療

    適応症例

    • 骨の量が足りず、インプラントを埋入できない場に再生医療を適応する

    主な技術

    • GBR(ガイデッド・ボーン・リジェネレーション)法

      骨が不足している部分に人工膜(メンブレン)と骨補填材(人工骨)を使用し、骨の再生を促す。

    • サイナスリフト(上顎洞底挙上術)

      上顎の奥歯(臼歯部)にインプラントを埋入するための骨の量が不足している場合に行う骨増生手術。上顎洞(サイナス)の底部を押し上げ、人工骨を移植し、インプラントを支えられるだけの骨を確保します。

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再生治療におけるリスクや副作用

ご検討される方は、一度ご覧いただき、担当医師にご相談ください。

  1. 下記の基準に一つでも該当する者は本治療の対象外とする。
    除外基準
    • 妊娠・授乳中の者
    • 血液検査(BNP・尿素窒素・血清クレアチニン・eGFRなど)及び問診・診察等により、高度の心肺疾患・腎疾患・肝疾患・高度な血栓傾向(過去3ヵ月以内に何らかの梗塞症状の既往があった場合)・脳腫瘍あるいは他の臓器にがんを有すると診断された者
    • 基準値:BNP<18.4pg/mL、尿素窒素8.0~20.0mg/dl、血清クレアチニン=1.2mg/dL(男性)・血清クレアチニン≤1.0mg/dL(女性)、eGFRI90
    • 脂肪組織の採取時に使用する麻酔薬(キシロカイン等) / 特定細胞加工物の製造過程で使用する物質(ペニシリン・ストレプトマイシン・アムホテリシンB等) / 輸送過程及び保存過程で使用する物質(アルブミン)に対する過敏症・アレルギー症状を有する者
    • 感染症(HIV・HBV・HCV・HTLV-1・梅毒)の検査結果が陽性である者
  2. 脂肪組織の採取や細胞の投与に伴い、以下の合併症や副作用が発生する場合がります。合併症・副作用が生じた時は、必ず受診してください。投与後の長期の過程で、予期せぬ不利益が発生する場合もあります。
    脂肪組織の採取時
    • 採取部位の皮下出血
    • 創部からの出血
    • 創部の疼痛・腫張
    • 出血による貧血
    • アナフィラキシー反応(急性アレルギー反応による冷汗・吐気・嘔吐・腹痛・呼吸困難・血圧低下・ショック状態等)
    幹細胞の投与時
    • アナフィラキシー反応(急性アレルギー反応による冷汗・吐気・嘔吐・腹痛・呼吸困難・血圧低下・ショック状態等)
    • 肺塞栓(注入した幹細胞による肺血管の梗塞、症状が重いと呼吸困難症状)
    • 穿刺部の痛み・内出血・神経障害
    • 吐気・嘔吐
  3. アルブミン製剤により、ショック・アナフィラキシーや過敏症(発熱・顔面潮紅、蕁麻疹等)、悪寒、腰痛などを引き起こすことがあります。
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