e-歯通信お口の中乾いていませんか!?
お口の中乾いていませんか!?
今、日本人は生活習慣病が大きな問題なっている、生活習慣による肥満、高血圧、動脈硬化、糖尿病、歯周病はより重篤な疾患である心筋梗塞、脳梗塞、癌と密接につながっている。要介護高齢者の不十分な口腔衛生は、誤嚥性肺炎の大きなリスクである。
当然これらの疾患には様々なファクターが絡み合っているのだが、その一つに低体温がある。子供の頃から、「温かくして行きなさい」「身体を冷やさないようにしなさい」と大人達からよく言われたものだ。昔から人々は経験的に身体を冷やすとよくないことを知っていたのであろう。血液は、体温が下がると粘性が増しドロドロになる。しかし、体温が上がればその分サラサラになるのだ。
免疫力は、体温が1度下がると40%下がり、1度上がると5倍になるという研究もある。免疫力低下による感染症や血液由来の血管疾患のリスクを下げるためには、身体を温かくしておく必要がある。
日本人には湯船に浸かるという習慣がある。1日1回はゆっくりバスタブに浸かって身体を温めながらストレッチを行うと温まった体温が長時間維持されることがわかっている。
筋肉量の低下も低体温の原因の一つだ。基礎代謝を高いレベルで維持するには、筋肉量を増やす必要がある。ウォーキング、それも早歩きを交えたインターバル速走が無理なく行える運動の中では最適だろう。日常的に維持できることがなにより優先される。
体温を上げる食べ物で典型的なものとして、生姜がある。生姜にはジンゲロールやショウガオールが含まれており人間の体温を上げる働きがある。工夫して生姜を摂取することは体温を上げることに役立つ。
身体を冷やさずいつも温めておくことで、様々な疾患や整形外科的なリスクを軽減することができる。ゆっくり入浴すること、運動、生姜やマカビタミンEなどのサプリメントの摂取を通じ、身体を温め、健康でバリバリ仕事をしていきたいものだ。
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山口歯科医院所属