ALL-on-4® インプラント治療
いままでの総入れ歯と明らかに違う、しっかり美味しく食べられる。
総入れ歯の方でも
一日で噛めるようになる
All-on-4®
(オールオンフォー)の治療
総入れ歯の方や多くの歯を失った方(無歯顎)でも、インプラントをしたいと思われる方も多くおられると思います。そのような方々に、治療費用と身体への負担を抑えながら複数本をインプラントできるAll-on-4®(オールオン4)治療をお勧めしています。
埋入後は、その日のうちに仮歯を固定しますので、軽いお食事や会話に困ることはございません。審美的にも自然で、もちろん入院の必要もありません。
All-on-4®は手術できる歯科医師・手術するための設備が必要で、施術できる歯科医院が限られています。入れ歯や無歯顎でお悩み・お困りの方はあきらめずに一度ご相談ください。
インプラントのAll-on-4®専門知識を持った歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士とトリートメントコーディネーターのスペシャルチームが責任を持って、患者様に寄り添い治療とメインテナンスを行ってまいります。
All-on-4®とは
All-on-4®(オールオン4)治療は、Dr.PauloMaloによって開発された、画期的なインプラント治療の一つです。
All-on-4®(オールオン4)の最大の特徴は、インプラント体を埋入後、数時間後には仮歯を入れて、軽い食事が出来ることです。
従来のインプラント治療のよう1本の歯に1本のインプラント体を埋め込むのではなく、最小4本のインプラント体で12〜14本の人工歯をしっかりと固定できる治療方法です。また、インプラント体を埋め込む箇所の顎の骨が足りない場合、従来のインプラント治療では骨造成や骨移植など必要となりますが、All-on-4®(オールオン4)では残っている顎の骨を最大限に利用するため、骨の量に左右されにくい治療方法です。
All-on-4®のメリット・デメリット
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メリット手術後から食事・会話が可能
All-on-4®の場合、最終的な人工歯はインプラント体が骨に完全に結合してから装着しますが、インプラントを埋入したその日に仮歯(プロビジョナル)を装着できるので、その日から簡単な食事をしていただけます。また、支障なく会話をすることもできます。
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メリット食事の際の違和感が少ない
総入れ歯の場合、入れ歯の分厚さにより食べ物の味や温度を感じにくい、硬いものが噛みにくい、咀嚼時に入れ歯がずれる、食べカスが入れ歯と歯茎の間に挟まるなど違和感や不快感を感じてしまうことがあります。All-on-4®の場合、4本のインプラント体が顎の骨と結合し上部構造(人工歯)をしっかり固定することができるため、硬いものもしっかりと噛むことができます。もちろん、食べカスも挟まることもありません。天然の歯と同様に食事ができ、自分の歯のように食事を楽しむことができます。
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メリット身体への負担が少ない
少ない本数のインプラントで全体的な人工歯をさせることができるAll-on-4®では、手術を行う部位を最小限にできるので、患者様の身体への負担も最小限に留めることができます。手術も最小限のインプラント体(4〜6本)を顎の骨に埋入する場所を選んでインプラント体を埋めれば良いため、骨を増やす手術も必要がなく治療期間を大幅に短縮することができます。手術後には全く痛みが出ないわけではないですが、痛み止めなどの処方で十分に痛みを抑えることができます。
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メリット骨の量が少なくても対応可能
All-on-4®は、通常のインプラント治療とは異なり顎の骨に埋入する場所を選択することができるため、顎の骨が薄い方でも可能です。通常のインプラント治療で骨の量が少ない場合は、骨造成などの治療が必要もしくは治療が受けられない場合もあります。
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メリット費用が抑えられる
無歯顎の方が通常のインプラント治療を受ける場合、上顎・下顎ともに8〜14本のインプラントを埋め込む必要があります。しかし、All-on-4®は最少4本のインプラントで片顎の人工歯を支えるため通常のインプラントより大幅に費用を抑えることが可能です。また、医療費控除が受けることが可能ですので、悩まずにご相談ください。
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メリット審美治療ができる
All-on-4®(オールオン4)は全ての人工歯を一度に作るため、歯並びや歯の色、歯茎の微妙な膨らみなどご自身の自然な歯と同じように再現することができ、お口周りの張りも出せ、審美的に美しい見た目に仕上げることができます。
入れ歯などと比べて噛む機能が高いので、年齢を重ねても咀嚼力が低下しにくく顎の骨が痩せにくいため若々しい見た目を維持することが可能です。一本ずつのインプラント治療では、歯茎の回復はできないので、噛み合わせ等の理由で仕方なく上部構造が長くなってしまったり見た目が不自然にあることもあります。
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デメリット保険適用でない
All-on-4®は保険が適用になりません。そのため、保険適用の総入れ歯等の治療に比べると治療費用が高額になってしまいます。ですが、総入れ歯や無歯顎の方の通常のインプラント治療する場合に比べれば、大きく費用を抑えることができます。
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デメリット残存歯を全て抜かなくてはならい
インプラント治療とは、欠損した部分にインプラント治療をして歯を入れる治療です。しかし、All-on-4®の場合、全ての歯が無い状態で行いますので、残っている歯を抜く必要があります。残っている歯の状態が歯周病や虫歯などにかかっている、またその恐れがある場合は、今後の生活に悪影響を及ぼしかねないので、抜歯してAll-on-4®をお勧めします。
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デメリット治療が受けらる医院が限られている
インプラント治療を行っている歯科医院はどんどん増えており、多くの歯科医院で治療を受けられますが、All-on-4®は高度な技術、インプラントだけでなくAll-on-4®の専門的な知識、最適な設備を必要としますので、まだまだ治療とメインテナンスを受けられる歯科医院は限られています。
山口歯科医院での治療するメリット
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メリット専門知識持ち技術の高いスタッフが在籍
日本口腔インプラント学会、国際口腔インプラント学会、ドイツ口腔インプラント学会に所属し、インプラント治療だけでなくAll-on-4®もかず多く施術しており知識と技術が高い歯科医師が在籍しております。また、専門知識と経験豊富な歯科技工士と治療後のメインテナンスで活躍するインプラント専門知識を有した歯科衛生士も在籍しています。
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メリット最新の設備
インプラント治療やAll-on-4®では、歯茎の切開や顎骨に穴を開けるなどの外科手術を行います。万全の準備を行うため、事前に「X-Guide®」や「ガイデッドサージェリー」による3Dシミュレーションを行います。シミュレーションでは、歯科用CT画像・プライムスキャンなどの情報から患者様の口腔内を3Dデータ化し、顎骨、神経、血管などを立体的に確認しながら、最適なインプラント埋入位置・角度・深さを算出します。このデータを元に、インプラント・All-on-4®手術を行います。
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メリットMTPという診療システム
医療法人明貴会では、MTP(Medical Treatment Protocol: メディカル トリートメント プロトコール)を採用しています。
MTPとは、問診等行い、歯科医師が治療計画を立て治療する、治療前・治療中・治療後に歯科衛生士による口腔内のクリーニング(歯周病治療など)や口腔内の健康管理、トリートメントコーディネーターによる患者様との相談時間をとった独自の枠組みで、患者様の口腔内のキュアーとケア(治療と予防)を一体化し、治療をスムーズに進めていくための明貴会独自のシステムです
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メリット院内歯科技工所がある
歯科医師からの指示書のみで上部構造を制作するのではなく、患者様に直接コミュニケーションを取りながら制作していくため、患者様専用人工歯を制作することが可能です。
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メリット施術事例が多い
インプラント治療だけでなくAll-on-4®治療の症例も多く、様々な症例を対応してきました。3,500症例以上(2019年3月)のインプラント治療を行っています。
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メリット訪問歯科を行っている
通院できなくても訪問歯科の応診で対応可能です。最後まで、責任を持って患者様のインプラント治療・All-on-4®治療を行います。詳細については、お問合せください。
All-on-4® と総入れ歯の違い
All-on-4® | 総入れ歯 | |
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形状 |
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着脱 |
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装着 |
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食事 |
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発音 |
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健康保険・費用 |
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治療期間 |
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咀嚼能力 |
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適用範囲 |
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手術 |
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見た目 |
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管理 |
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All-on-4®の寿命
インプラントの寿命は、メインテナンスにより大きく変わってきます。インプラントの寿命を調査した結果※1によると残存率は以下のとおりです。
インプラント累計生存率 | 上顎 | 下顎 |
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抜歯即時埋入や骨移植を伴った埋入 | 87〜92%程度 |
これらの残存率をキープして、All-on-4®などのインプラントを使い続けるには、歯や歯茎のクリーニング、噛合せのチェックなどの定期メインテナンスが必要です。インプラントを失う大きな原因のインプラント周囲炎にならないように一緒に定期メインテナンスを続けていきましょう。
医療法人 明貴会では、インプラントとAll-on-4®を最大10年間の保証を行っています。
All-on-4®治療について
上顎洞(片顎)の場合 | |
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治療期間(全期間) | |
治療時間(手術時間当日) | |
通院回数 | |
腫れについて | |
入浴・運動 | |
食事制限 | |
注意事項 |
※All-on-4®治療(片顎)を通しての期間・回数や手術後について、参考内容です。
All-on-4®の治療の流れ
All-on-4®治療では、次のような流れで治療を進めています。
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STEP.01初診
口腔内の検査、レントゲン検査、問診等を行います。
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STEP.02治療計画
治療計画作成・提示し、治療の確認等をトリートメントコーディネーターと行います。
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STEP.03治療
初診で治療が必要なところがあれば、All-on-4®を行う前に口腔内の問題を取り除いていきます。
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STEP.04最終的な治療計画
最終的な治療計画作成・提示し、治療の確認等をトリートメントコーディネーターと行います。
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STEP.05型取り
手術当日に入れる義歯を作るための型取りを行います。
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STEP.06手術・仮歯装着
必要であれば、抜歯をしてインプラント埋入します。休憩あり?出来上がっている仮歯を装着し、噛合せやバランスをチェックします。
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STEP.07最終的な義歯を装着
手術後3〜6ヶ月後、最終的な義歯を装着し問題なければ治療完了です。
All-on-4®治療手術当日の流れ
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来院
しっかり食事をとって、ご予約時間にお来院ください。静脈内鎮静を行いますので、公共交通機関と徒歩でお越しください。
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術前のクリーニング
患者様の体調などを伺いながら、歯科衛生士が術前の口腔内を徹底的に清掃し、手術に備えます。
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術前説明
執刀医が、All-on-4®治療下での現在の状況や当日の手術内容を説明し、「安心」してAll-on-4®手術を受けていただけるように準備します。
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手術
静脈内鎮静法を行い、少しボーッとリラックスした状態(半分眠っている状態)にし、局所麻酔をします。麻酔等が効いてから、手術をスタートします。
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型取り
仮歯のための型取りを行います。手術以前にされる場合は、削除します。
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休憩と技工作業と仮歯用意
患者様には一度仮歯をつけていただき噛合せ等を確認していただき、休憩中に院内技工所で最後の微調整を行います。
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仮歯の試着・装着
狩場の試着後、問題がなければ仮歯をインプラントにネジで固定します。
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術後説明
手術の結果及び今後の注意事項の説明をし、術後の見通しを説明します。
All-on-4®治療・手術前後の注意事項
- All-on-4®で麻酔等を行うので徒歩または公共交通機関でお越しください。
- 他にあると思いますのでお教えください。
All-on-4®の費用
All-on-4®の費用は、片顎あたり200〜500万円が平均的です。歯科医院や歯科クリニックよって多少の違いはあります。しかし、いずれにしても同じ本数のインプラントを埋入するケースと比較するとかなり費用を抑えられます。
様々なケースで治療費は異なってきますが、インプラント治療と比較した際の歯1本あたりの金額が50万円から65万円なので、All-on-4®(12本の義歯)であれば、1本あたり約42万円です。
All-on-4®のメインテナンス
当院では、3ヶ月に1度メインテナンスに来ていただいております。
All-on-4®のオスススメの方
All-on-4®は、現在総入れ歯でお悩みの方や、これから総入れ歯にするべきかお悩みの方に治療法の一つとして検討していただける治療法です。以下のようなご要望をお持ちの方は一度ご相談ください。
- 取り外しできる歯は煩わしい
- しっかり噛めるようになりたい
- 総入れ歯は嫌だ
- 入れ歯の臭いが気になる
- 人前で入れ歯が外れたり動いたりしないか心配
- インプラント手術後すぐに噛めるようにして欲しい
- 手術は出来る限り少ない方が良い
- 歯並びをキレイにしたい
- 総入れ歯のメインテナンスが面倒
- インプラントを考えているが治療費をなるべく抑えたい
All-on-4® についてのよくある質問
只今準備中